週の始まり月曜日、月末の朝です。
年度末でもあり、何かとお忙しいかもしれませんが桜も開花しそうな今週の長崎!
元気を出して行きましょう!!笑
水温28度のパラオから戻って、昨日は半分の水温しかない長崎の海に潜りました。
長崎の海も楽しかったですが、パラオの海に戻りたくなっちゃいました〜♪
なので、綺麗な水中の写真を見ながら余韻に浸る事に。。。。
あぁ〜!!写真見てるだけでも幸せ〜〜♪
綺麗ですよね。
私が撮った写真。笑笑
もちろん、海も良いし、被写体にも恵まれ水中写真を撮るための最高の環境なので、誰が撮ってもそこそこの写真は撮れますが。。。。
多少は写真の腕も関係してると思いたい!
ここまでの写真を撮れるようになるまでには、時間とお金が掛かったので。。。。
今でこそ、デジカメで安価なカメラと豊富な機種がありますが、その昔はフィルムカメラで高価なカメラしかありませんでした。
カメラとビデオカメラ、これを水中に持っていくためのハウジングやライトにストロボ等など、撮影器材に費やした額は高級外車が買えるくらい、8桁の額は…。苦笑
撮影機材の次に、良い写真を撮るために必要な事。
センスは言うまでもありませんが、枚数撮る事です。
それを知ったのは、30年前の事。
水中写真家の第一人者『中村 征夫さん』の撮影助手で潜った時に気付きました。
プロの写真家が一度のダイブで3〜4台のカメラを撮影の為に持って、エントリーします!
当時はフィルムですから一台のカメラで36枚しか撮映出来ないし、水中ですからフィルム交換もできない為に何台ものカメラを枚数撮る為にも持参する必要があり、助手と言うのはこのカメラを持って泳ぐ事。笑
こんな感じで水中で撮影して征夫さんが言われていたのが、『雑誌に使えるような良い写真は1本のフィルムで1〜2枚あるか?無いか!?』と言うお話をお聞きして、プロの写真家がこれだけの枚数撮って良い写真がこの確率なら、素人の私は100枚撮って1〜2枚の良い写真が撮れるか!?と言うレベルだろうと思い、これまでは一つの被写体に2〜3回シャッター押すだけでしたが、フィルム1本使いキル事は当たり前で、遠征ツアーの時などはカメラ2台持ちで写真撮りまくりました。
フィルム代も現像代もかなりの額になりましたが…(涙)
ちなみに、この征夫さんが来られた時は雑誌『BRUTUS』の取材で、五島列島を直樹賞作家『椎名 誠さん』が無人島にキャンプしながら、島々を巡るといいうものでした。
少年だった私に、真っ先に椎名さん手作りのパスタなどを食べさせて頂いた事は、今でも良い思い出です♪
私が主に被写体として撮るのはダイバー。
この写真を撮るのに大きな影響を受けた水中写真家の方は、『望月 昭伸さん』です。
残念ながら望月さんは、小笠原でライフワークだったクジラの水中写真を撮影中に事故に遭われました。
長崎に雑誌『Diver』の取材で来られた際に、ダイブサイトをご案内させて頂き助手として一緒にダイブさせていただきました。
ダイビング雑誌に使用する写真なので、基本、ダイバーと水中生物が合わさった構図の写真が基本。
望月さんは、アシスタント件、水中モデルも務める女性を同行されてあ・うんの呼吸で良い感じに常にカメラを構えた向こう側の良いポジションに、ダイバーが入るような位置取りでモデル役が…!
ある時はマスク越しに生物を見つめるアップだったり、太陽の光にダイバーのシルエット!って感じに、バシャバシャとシャッターを切られていました。
こんな感じに、私の水中写真歴は30年以上。
今でこそ、フィルムの枚数気にせずシャッター切れますが、その昔は。。。。苦笑
今回のパラオでは水中と陸上、カメラ2台で4,000枚以上の写真撮りました。
昔のフィルムに換算すると111本以上。笑
便利な世の中になりました!!
写真は良いですよね〜。
しかし、写真を撮る事ばかりに集中してるとどうでしょう??
今回、私のチームはカメラを持ってダイビングしたのは私だけでした!
水中では世界各国のダイバーとすれ違ったりします。
その時に、異様な光景!?
基本、ダイビング中はガイドの後をグループで泳ぐのですが、そのダイバー全員がコンパクトなデジカメでは無く、ストロボやライトを付けた大きなカメラを手に持って泳ぐ御一行。
はい、日本人ダイバーです。
記録よりも記憶が大事!?
今回のご参加頂いたゲスト様とお話しするなかで、『今回はカメラを持って潜らなかったので、色んなもの見れて楽しかったです!』。
『家で、奥さんとも話してたんだけど、子供のお遊戯会とかビデオで撮影してたんだけど覚えてないんだよね。。。』
『奥さんは、お遊戯会の事をちゃんと覚えているっていうんだよね〜!』
なるほど!!
お遊戯会の雰囲気や周囲の状況等など、トータルで記憶に残るのでしょうか!?
撮影に集中しちゃうと、周りがあまり見えなくなっちゃったりして、記録には残るのかもしれませんが、記憶としては残らないのかもしれませんね。
お任せあれ!
ただの酒飲みジジィではありません。
当店のツアーでは写真は全て私が撮りますので、ゲスト様はダイビングに集中していっぱい綺麗な水中世界を記憶に残してくださいませ!!
旅行から帰ってきたら、たくさんの綺麗な写真をみなさまに無料でさしあげますので。
自分で写真撮ってたら、当然ですが自分は写ってないですが人に任せてたら、自分の写真も撮ってもらえるし面倒もないし便利ですよ!!
ただ重要な事は、写真担当を任せられる有能なカメラマンがいるかどうかが問題ですね。笑
余談
長崎、鶴鳴高校でバスケット部の監督をされていて、その後、プロバスケリーグの監督をされた中村 和雄さん。
とあるところでお会いする機会があり、秋田出身というお話しから海の話になり、『俺のいとこの征夫ちゃん』って感じで、えぇ〜〜!!
ちょっと、電話するわ!!
おひさしぶりにですが、お電話でお話しする機会がありました。
いろんな才能をお持ちの一家で羨ましい!!