長い連休が終わり、一息つく間も無く『潜水士試験準備講習』の開催。
ようやく、しばしの休息で1日だけリフレッシュ休暇がとれました〜♪
最近、異常に発生中の水クラゲ。
ここまでくると、神秘的な景色で癒されます。
ゼリーフィッシュDive!!
いつでも出来るわけではないのですが、パラオのポイントみたいにいつでもこんな感じなら、全国からお客様呼べるのに…。
さてさて、連休も終わったし気持ちを切り替えて仕事に取り掛からなければ。
スクーバダイビングで使用するボンベの中身は空気ですが、これは酸素ボンベ。
何に使うかというと、万一に備えてダイビングへ出かけるときは必ず携行する酸素供給の為のものです!
ダイバーにもしもの事があった場合の応急処置に最も有効だと言われるものが、酸素を供給する事!!
減圧症の疑いがある際にも有効です。
当店ではボートにも常時、緊急時用酸素供給セットを備え付けています。
しかし、これ日本では何かと不自由します。
まずは酸素供給用の器材がやたらと高価なものになります。
アメリカなら500ドル程度で買えるものが、同じものを日本で医療器具の許可番号を取るだけで値段が数倍に跳ね上がります。(涙)
ボンベや減圧器まで揃えると30〜40万円にもなります。
緊急時の為とはいえ、ボートやプール用に数台準備するとなると…(汗)
高額なものは準備できないし、安価なものはありはするのですが酸素の容量が少なかったり。。。
なので、当店では酸素供給セットを自前でいろんな所に手配をかけて作りました。
もちろん、医療器具番号付き。
しか〜し!酸素を緊急時にダイバーへ与える為の道具が準備できても、さらに大きな壁が存在します。
この機器に医療器具番号が付いているという事は…??
日本国内では他人へ酸素を与える行為は医療行為にあたるとして、酸素を与えられるのはお医者さまのお仕事になってしまうという事。
なので、酸素を販売する会社へ医療用酸素を私がお願いしてもなかなか、OKしてくれなかったりする訳です。(SOS)
いやいや、いろいろな法律の壁があり一月くらい暇な時に情報収集しました。(笑)
で、緊急時用の医療用酸素をダイバーへ充填する事は、厚生労働省の通達がありお墨付きが出ているのでOK。
しかし、酸素を与える所に関してまではこの通達には触れられていません。
『良きサマリア人の法』
良かったら、この言葉を検索してみてください。
日本ではこの法律は適用されていませんが、欧米では法律化されている所も多いようです。
緊急時、救急隊員へ引き渡すまでの間に出来る限りの救急対応として、ダイバーへ酸素を供給する行為はグレーゾーン。
いや〜って感じですが、何度も言いますが万一の場合には酸素を与えるのが有効な手段なので。。。
当店では、酸素供給プロバイダーのコースも開催していますので、興味のある方はWelcome.