梅雨の合間の晴れが続いています長崎。
今週も、週の初めは『潜水士試験準備講習会』からスタート。
今回も3日間コース!
潜水士試験には実技は含まれせんが、実際に潜水の経験があるのと無いのでは雲泥の差があります。
朝から晩まで机の前に座って勉強していると、どうしても睡魔に襲われます。(笑)
そのタイミングを見計らって水中へ入って目をさますと同時に、実技の練習にもなり一石二鳥!!
7月の国家試験、合格目指して頑張りましょう。
店長さんは講習、そしてもう一名のスタッフ(私)は海へ。
造船所の見学!
はい、船好きの私にはたまりません。
この雰囲気と海の匂いに混じった、造船所独特の匂いが…!!
タンクのデリバリーで巻き網船に行きました。
切り上げ時期で船のメンテナンス中。
『お〜!久しぶり。20何年前に、あんたからダイビングば習うたもんね!』と船員さんに声を掛けてもらいました。
正確には25年かな〜?
何故、漁船にタンクが乗っているかというと、沖に出て網を入れる作業をしている時に誤ってプロペラに網が絡まった場合の為です。
その昔は、このようなトラブルが起こると、操業を中止して絡まった船は動け無いので、他の船が近くの港まで曳航して対処方していました。
しかし、これだと水揚げに大きな穴を開けてしまうので大問題!
そこで、ある船団が船にスクーバ機材を装備して船員さんにダイビング講習を行いました。
これが『良い!』と一気に噂が広がり、どの船団でもスクーバ機材を装備するようになり、ダイビング講習も合わせて開催しました。
これを一手に引き受けたのが私なのです。(ピース)
当時は長崎県内にもたくさんの、巻き上げ漁船船団があり五島や県北など各地で潜水講習会を開き、どこの港に行っても顔なじみの方が出来て、現在ボートダイビングツアーを企画して、色々な港へお邪魔しても何かあったらお世話になって大助かりです。(感謝)
しかし、今となっては国の減船対策もあり、半数近くは無くなった船団も。。。。
ただ、今でも活動している船団からは『どこそこの港に入ったからタンク取りに来て!』と連絡頂いたら、直ぐに船まで!
何十年も前からずっとお付き合いさせて頂いていますので、お声が掛け頂く限りタンク1本でもデリバリー致します。